皆様こんにちは!本日は4/1(火)。世間的には…『エイプリルフール』という『罪のない嘘』をついても良い日とされています。『罪のない嘘』とは何か?辞書で紐解くと…『全世界共通で人を傷つけない、笑って済ます事ができる事実』等と出てきます。最近では…SNSなどを使って大々的なニュースを使用したりして…面白おかしく利用する方々も増えて来ているようです。
この点、介護を行なっていると人の生死や衰えて行く現状に接する機会が多く、なかなか『罪のない嘘』をつく機会などないのが現実です。
昨年、2024年の介護保険法改正では『介護サービス事業者が収益・費用の内容、人員に関する事項等の経営情報を都道府県知事に報告する事』が義務付けられています。介護サービス事業者の経営状況を詳細に把握・分析して介護保険制度に関わる施策の検討に活用する事が目的とされています。このような3年に一度行われる『介護保険法改正』の例を見るまでもなく…毎回の改正ではそれまでの現実の厳しい介護保険事例と介護保険財政に分析、検討を踏まえて喫緊の課題を乗り越えようとされています。
しかしその結果、昨年以来ニュースで報じられているように…小規模な訪問介護事業者の閉鎖が相次ぐという悲しい現実が出てきています。本来ならば目の前に拡大している要介護者・要支援者を支援しようと頑張っている事業者が無くなりつつあり、その傾向は更に増えるだろうと予想されております。その結果困るのは…目の前で苦しんでいるご本人様とご家族様です。そしてそれにより生じる日本経済の損失も更に増えるだろうと予想されています。それは団塊の世代が今後要介護者・要支援者になる時代が目の前にきているからです。
私の夢は…目の前の苦しんでいるご本人様とご家族様が共に笑って暮らせる…当たり前の日常を取り戻す事です。そのような…『当たり前の日常』であった事が今後無くなりつつあるかもしれないという危機感から、介護保険外サービスを立ち上げました。
『エイプリルフール』という日に敢えて言葉を添えるとすれば…2027年介護保険法改正では…改正を行う執行部会の一員に2024年介護保険法改正の結果、直接・間接的にご本人様を亡くされたご家族様が名を連ねて、2度と同じような想いをして欲しくない未来を形作る為に意見を率直に述べる機会を作る事が法制度として認められた…と述べされて頂ければ幸いです。