皆様、こんにちは!本日は5/1(木)。今年も早くも5月になってしまいました。本当に早いモノですね。5月は旧暦で皐月(さつき)。田植えの時期を表す『早苗(さなえ)の月』を略したモノとする説が有力とされております。田植えと言えば、小さい頃は家の周りにも畑や田んぼ、森が多く点在し、そこに多くの動植物の生態系が形作られていました。小学生の頃、夏休みに早起きして、2〜3km離れた森に出掛けてカブトムシやクワガタムシを捕まえたり、近くの沼地に出てきたヒキガエルやアオダイショウ(ヘビ)を素手でよく捕まえて遊んでいました。今思うと、その頃の子供達は現在より知識や知能では劣っているのかもしれません(昔はPCを使った情報処理の機会が圧倒的に少なく、また検索機能も使われておらず、理解できない事を調べる手段も限られておりました)が、様々な形で人間界では味わえない自然の声を体全体で聞いていたのかもしれません。
ここで、4月のご支援に携わった多くのご関係者の方との中で、印象に残った言葉を2つご紹介致します。1つ目が『破顔一笑』です。これは歩く事もままならなくなられたご利用者様が私がプレゼントしたお花(ふじの花)を見て、普段言葉を発する事もあまりなかった方が『綺麗』と大きな声で仰り、大きな口を開けて笑顔満点になられた事がございました。私としては少しでも笑顔になられる機会を増やしたいとの想いでプレゼントをしたのですが、結果は予想以上の効果を発揮。まさに『破顔一笑』という状態でした。
2つ目が『真理は静寂の中にある』という言葉です。これは過去の多くの方々が提唱されたモノだとは思いますが、私がご支援させて頂いている方の座右の銘の1つとして教えて頂いた言葉です。そのご利用者様曰く『目の前の大きな信号のみ処理していると小さな信号が見えなくなります。これを心を亡くすと書いて、忙しいと書きます。大切なモノは小さな信号です。静寂の中に真理はあります。その為に心の中の小さな声に耳を傾ける必要があります』と仰っておりました。4月は幸か不幸か…大変忙しい月となり、このブログも4/1に更新して以来となってしまいました。このブログは日々の反省も込めて自戒の意味で書いている部分も多い事から、2つ目の言葉に出会った時に大変猛省を致しました。と同時に私は毎日のようにご支援をさせて頂いておりますが、同時に多くのご利用者様、ご家族様から叱咤激励と学びの機会を頂いている事に、改めて感謝を申し上げなければならないと思いました。
『破顔一笑』『真理は静寂の中にある』…
5月も多くのご利用者様、ご家族様とのご協力を頂きながらもこの2つの言葉を忘れずに…日々自戒を込めながらも目の前の方々の幸せを紡ぐお手伝いをさせて頂けましたら幸いでございます。